宵待草

Ridil

泣き出しそうな横顔に

月の灯りが眩しくて

道に心をつくし果て

遙か遠い昔を連れ添って

遠く謳う産霊の聲

月は雨に溶けて

高く揺れる葉月の稲

雲は月を隠し

君の腕を取って

不浄の果てに彷徨う

泣き出しそうな横顔に

射した灯りが悲しくて

いたづらに身はなしっとも

遙か遠い昔を連れ添って

稔りゆく玄月の宮

僅か震える手で

あないとしき君が

必要としてくれたら

誰も知らない刻の中

暮れる世界を見送って

限りなき思ひに焼けぬ

変わらぬ君を眺め続けて

泣き出しそうな横顔に

射した灯りが悲しくて

おのが君の仰せ言

叶える為にこの身を捧げて

思わせ振りな横顔に

月の兎も見愡れて

不浄の國に佇んた

死ぬる命をすくひやはせぬ

同歌手歌词