reminiscentia

鈴葉屋

翳りゆく空に 響く鐘の音

雲はただ燃える

深い緑に続く 足跡を探して

紺碧の夜は 誰にでも優しい

寂しさを包む

在りし日の面影が私を呼んでる

聞こえるか?

子どもたちの声が

猛き喜びの歌が

今は亡き夢のような日々よ

恋しいと泣く 私を置き去って

ただそこに映っている

幻だけ 今日も美しく

確かに在った

悲劇の街は忘れられてゆく

かつての勝利の証は

跡形もなく

ここで誓った愛の言葉は

君を亡くしたあの日からずっと泣いている

今も咲く

この白い花は君の髪に

よく似合ってたね

黄昏に染まってく

濡れた瞳がただ懐かしく

季節は絶えず巡る

過去に生きる私はただひとり

朝が来ない闇の中 歌おう

灯火尽きるまで