さくやかぜ

MUSIRISCA

薫る春風に身をあずけ

ひとり転寝のやすらかさ

あふれゆく想いを綴じれば

涙流すほどに滲む

約束を交わして

果たせないまま

暮れてゆく

今日の日を許せよ

さくやかぜ吹きわたり

凍る大地へ、あの空へ

白い両手に咲き零れている

儚い祈り届けておくれ

夏の夕暮れに舟を出そう

甘い水蜜桃の実をあげよう

秋は黄金色の荒野に

幼い日の影をさがして

冬越えて雪どけ

また立ち止まる

押し花の栞はどこへ

さくやかぜ吹きわたり

心満たされ、せつなくて

めぐる季節は身体すり抜ける

痛みさえ忘れさせるほどに

さくやかぜ吹きわたり

うつろう日々よ、思い出よ

あどけないままの愛し横顔

幾度も心に思い描く

尽きることなきかなしみよ

切ない願い、叶うなら

どうか追風よ吹いていておくれ

新しい朝迎えるために

いつか涙さえ癒される日にも

優しい風が止まぬように

同歌手歌词